雑誌掲載の広告企画をご案内していると、
- 雑誌掲載をしてみたけど、反響は良くなかった・・・
- 他社さんの成功実績を数値で教えてもらえませんか?
- 雑誌掲載では、どうすれば費用対効果が良くなりますか?
といったご相談をよくいただきます。
結論から言いますと、載せるだけで反響が出たり、お喜びいただいている方は、実はあまり聞いたことがありません。では、掲載されている方は、どんな目的で掲載されるのでしょうか? 今回は雑誌掲載で上手な売上の作り方について、以下のポイントをお伝えしていきます。
この記事を参考にして、雑誌掲載時の売上の最大化について理解を深めていただければと思います。
なぜ多くの方が雑誌掲載を検討されるのか?
一番は、社会的信用に繋がるから、という理由です。
有名雑誌はもちろんのこと、雑誌などメディア掲載があると、、、
- 社会的な信用を与えることができる
- 人気がある、注目されている、世間でも話題性がある
- 優れた商品やブランドであると認知してもらえる
といった印象を顧客や取引先に与えることができます。
実際、出版社は、事前に企業審査や原稿審査がありますので、広告費用をお支払いいただくとどなたでも必ず掲載できるものでもありません。なぜなら、メディア側も自社媒体の看板を守らなければならないからです。そういった意味では、やはり第三者であり社会的に影響力のあるメディアへの掲載実績は、社会的な信用を得る近道です。
次に多いのは、掲載実績を2次利用したい、です。
2次利用とは?
例えば、
- 公式webページ上で「メディア掲載」の実績紹介をする
- InstagramやX、ブログなどで”人気の商品やサービスである”とメディア紹介された報告をする
- 店頭看板やチラシ、DMや店内POPなど印刷物にメディア掲載された旨を記載する
という風に、雑誌掲載があったことを別のメディア(広告媒体)で2次的に利用することを指します。
雑誌掲載は、どうすれば費用対効果や売上を最大化できるか?
実のところ、雑誌掲載での直接集客だけで見ると費用対効果はほぼマイナスになると思います。ではなぜ雑誌掲載を積極的にする広告主がいるのかと言いますと、2次的に売上アップや集客を期待する視点を持っているからです。
費用対効果を上げるには、大きく2つの考え方があります。
1. 「集客」を最大化する視点で考える
例えば、チラシを10,000枚配布した場合、10人集客できたとします。ですが、有名雑誌に掲載された実績紹介や掲載ページの演出を追加したら、20〜30人に増えた(通常時の2倍〜3倍増)になったというお話も少なくありません。
雑誌ではあまり集客ができなかったが、チラシで10〜20人増えた、という意味では、雑誌が間接的に10〜20人顧客を増やすことに寄与した、と捉えることもできます。もちろん、チラシ以外でも同様に集客力のアップが期待できますので、web広告やSNSなどの集客力のアップも期待できるようになります。
また、とある出版社の担当者によると、ランディングページ(LP)やクッションページに、雑誌の掲載実績を添えたことで
- LPの滞在時間が3倍になった
- 成約率が1.2倍〜3倍くらいに増えた
というケースも少なくないようです。
他にも・・・
- 販売パートナー代理店募集向けの説明会会場で掲載実績紹介による加盟数の促進
- 東京ビッグサイト(東京国際展示場)などのイベント会場での掲示による注意を引く集客
- 卸売業者への販路開拓による販売先が増えることによる集客
- 取引先開拓がしやすくなることで取引先から流入する顧客の増大
など、事業に合わせてアイデア次第でさまざまな集客の可能性が広がります。
2. 「客単価」を最大化する視点で考える
雑誌掲載時には、商品やサービスメニューを紹介することが大半です。その際複数の商品やサービスがある中で「何の商品やメニューを紹介するのが良いか?」について迷われる方は少なくありません。
- 新商品や新サービス
- お店や商品のリニューアル
- 創業(発売)から○周年
- 季節限定商品やサービス
- 定番商品の永年愛される商品やサービス
など、もちろんどれも間違いではありません。
ですが、もし特に打ち出したい内容にこだわりや大きな目的がない場合は、
- 松竹梅の”松”に当たるハイエンドな商品やサービス
- 高額な商品(シリーズコスメなど)やサービス
- 高額でなくとも売りやすく利益率の良い商品(自社に都合の良い商品やサービス)
を目指すと、失敗せず費用対効果が高いことが多いです。
なぜなら、雑誌で紹介された商品ということで通常のPRでも注目を浴びやすくなり見込み客も「雑誌に載っている商品であればきっと良い商品に違いない。高額だけど、やっぱり良いものだから高額なんだろうな」と納得してもらいやすくなります。
もちろん、この辺は日頃のマーケティング戦略と一貫性を持たせる必要がありますので、必ずしも高額な商品やサービスが絶対正解というわけではありません。あくまで成功例の多い、1つの選択肢として捉えていただくと失敗しにくいはずです。
せひ自社にとってはどのような戦略で商品やサービスを掲載するのが良いか考えてみてください。もし迷ったら「この掲載をどのように2次利用しようとしているのか?」という視点で検討してみると成功しやすくなるはずです。それでも迷うときは、マーケターやコンサルタント、馴染みのある広告代理店に相談してみるのも良いでしょう。
雑誌広告に期待できること
雑誌広告は、イメージのためのブランディング広告と言っても過言ではありません。もっぱら掲載後のマーケティング施策にどのように組み込んでいくか? という面から出稿を検討されると失敗しにくいように感じます。なぜなら、重ねてにはなりますが、掲載しただけで反響が出る、売上アップに寄与することは難しいからです。
もちろんプラスアルファでなんらかの施策と組み合わせたりすれば、掲載だけで反響につながった事例もあります。ですが、そうした条件がどなたでも当てはまるわけではないことが大半です。やはり有名雑誌の掲載実績という角度から商品やお店のブランドイメージを高めつつ、高まったブランドイメージでどんなプロモーション施策をさらに仕掛けていくか? と考えていただく方が失敗しにくいように感じます。
まとめ
雑誌掲載で売上アップを狙うアイデアは、本当に千差万別です。雑誌掲載は、アイデア次第で売上に繋げていくことができますので、ぜひ時間を取って熟考いただければと思います。実際、雑誌掲載にはそれだけの価値があります。
例えば、
・販路開拓や卸売業者との交渉が有利になった
・TVショッピングの番組出演がしやすくなった
・数十万円の掲載でも1,000万円以上の売上になった
・既存客がメディア掲載をすごく喜んでくれてそれがなにより嬉しい
・他のメディアから取材依頼があった
といったお話もあります。
雑誌掲載は、さほど頻繁に行うものでもない一方で、1回の掲載実績だけでも、半永久的に使い続けることができます。よく比較されるものとしては、TVのタイアップ広告などは、高額であったり放送されてお終いですが、雑誌は形として残ります。それに比較的掲載実績も2次利用しやすいメディアといえます。
ブランドイメージの底上げのためには、費用対効果の良い媒体といえるでしょう。また、広告代理店の用意している独自企画はもちろん、出版社の公式メニューもたくさんの種類があります。この機会にぜひ自社にとってはどのような打ち出し方や広告メニューが最適か検討してみてはいかがでしょうか。

