大賞・5つ星・1位などの雑誌の受賞ロゴ企画が人気の理由とは?

雑誌広告の中でも特に、○○大賞・5つ星・○○部門1位、編集部オススメNo.1などの受賞ロゴ企画は、非常に人気の高い広告メニューです。

理由は、雑誌の名前入りで使えるので、人気雑誌のお墨付きを与えられた商品やサービスとしてお客さまに好印象を与えられるためです。

実際、受賞ロゴ企画に参加された方は、、、

  • SNSや自然検索からの流入が増えた
  • 購入者数が増えた
  • 対面販売がしやすくなった
  • LPの滞在時間が長くなった
  • 競合他社肩を並べられるようになった

と言ったお声をいただける方も少なくありません。

ただし、こうした権威性のあるロゴやエンブレムも受賞しただけで他のメディアで2次利用をしないと本来の効果は発揮されません。受賞できたら積極的に活用して使い倒しましょう。

今回は、○○大賞・5つ星・○○部門1位、編集部オススメNo.1などの雑誌のロゴ・エンブレム企画などについて、

などについて、解説していきます。

どうすれば大賞・5つ星・1位・No.1などの受賞ロゴは、獲得できるのか?

理想は、各メディアの編集部から直接オファーがあり受賞できることです。ところが、実際は非常に狭き門となっていて、編集部に積極的にアプローチをしているのに何の音沙汰もない、そもそも編集部の問い合わせ先や提案先が見つけられない、というお話を聞くことも非常に多いです。

とはいえ、粘り強くアプローチを続ければチャンスを掴み取ることも不可能ではないかもしれません。ガチンコ審査で有名なのは、晋遊舎(しんゆうしゃ)が実施しているテスト誌のLDKでしょうか。近年はどの出版社の雑誌でも多くの編集部が実施しているので、掲載してもらえるようアプローチをしてみる価値は高そうです。

最短距離で受賞できる最も簡単な方法

マーケティング戦略上、広告宣伝にはさまざまなタイミングを求められる場面も多いはず。そんなときに便利なのが、出版社の公式広告メニューの“受賞ロゴの獲得できる広告メニュー”を活用することです。

コスメや健康食品が多いものの、その他のカテゴリーでもナショナルブランドさんも多数参加しています。

比較的低価格でコストパフォーマンスがよく人気がある雑誌は、マガジンハウスのanan(アンアン)でしょうか。姉妹誌のクロワッサンも手頃かもしれません。ロゴの利用期間は6ヵ月程度で80万円〜くらいからのメニューもあります。

雑誌名を冠するオンライン版にも視野を広げると、光文社の美ST(ビスト)や宝島社のsweet(スウィート)ほか各姉妹誌、講談社のVOCE(ヴォーチェ)や小学館の美的(ビテキ)なども実施しています。他にも何誌かありますので、希望の雑誌で探してみると良いプランが見つかるかもしれません。

受賞したらどんな風に活用できる?

ロゴの受賞目的は、なんといっても雑誌という社会的にも影響力の大きいメディアのお墨付きを与えられた商品・サービスである、という安心感と信頼性の獲得です。受賞ロゴという”勲章”を手に入れられるので、顧客に与える好印象は非常に大きいと言えます。

特に雑誌にも寄りますが、出版社の公式メニューでは、

・ランディングページ(LP)

・InstagramやブログなどのSNS、メールマガジンなど

・自社公式ホームページ

・クッションページ

・チラシ、DM、店内POP、会報誌、

・TVショッピング

・新聞ほかさまざまなメディア

にも掲載できるので、あらゆるシーンで受賞実績を紹介されると良いでしょう。

受賞ロゴを検討する際に注意すべきこと

主には、3つあります。

1. 広告費を掛ければ必ず掲載できるわけではない

さらには、広告費をかけたのに必ず受賞できない、という雑誌もあります。その際は、代替案の用意がある場合も大半ですが、数百万円かけて代替案で妥協できるか、というと納得のいかない方も少なくありません。

受賞ロゴの広告メニューのエントリーは、無料が大半です。エントリー時に広告代理店に「この受賞ロゴの広告メニューは、受賞前提で出稿が可能かどうか?」を確認されてから出稿を決められると間違いがありません。

2. 利用期間や利用先の範囲に制約が付く雑誌が大半

利用期間は、6ヵ月間のみ、1年間のみ、という場合が大半です。延長料を支払うと受賞ロゴの利用期間の延長ができる雑誌もあります。

利用先の範囲は、地上波や衛星放送に関わらず、QVCやショップチャンネルといったTV(テレビ)ショッピング番組などは利用NGであったり、海外や海外のSNSなどでの受賞ロゴの利用はNGという雑誌もあります。オフラインのメディアでの制限を設けている雑誌もあります。

受賞ロゴを獲得しやすい雑誌、獲得しにくい雑誌や利用期間や利用先の範囲が厳しい雑誌、やさしい雑誌があります。利用先や利用期間に希望がある場合は、馴染みの広告代理店に聞いてみると良いかもしれません。

3. 編集部が主導するコンテンツに混ぜてもらう格好で受賞するスタイル

例えば、○○部門で受賞したい、と希望があっても希望通りにならないことも少なくありません。かといって、無理な相談や交渉は、編集部の心証を悪くするリスクが高いのでオススメできません。

また、記事も原則編集部の主観が優先されることが大半なので「記事内でどうしてもこの表現を紹介してほしい」という内容があれば、広告代理店を通じて出版社に確認してもらいましょう。確認後に申込みをした方が無難です。

特に原稿の出し戻しは、翌日戻しや当日戻し、という雑誌も少なくありません。そのため、原稿の出し戻しの最中に出版社に相談や交渉はまず不可能と思っておくとスマートです。

広告主に寄り添った受賞ロゴメニュー

出版社の受賞ロゴには、さまざまな制約が付くことが少なくありません。一方で、広告代理店が実施している受賞ロゴの企画は、広告主からの要望に寄り添う広告メニューが大半です。

例えば、

  • 利用期間に制限のない受賞ロゴ・紹介記事面の画像が欲しい
  • TVショッピングでも使える受賞ロゴが欲しい
  • オフライン広告・海外メディアでも使える受賞ロゴが欲しい
  • 受賞は「○○部門」を希望したい
  • 100万円以下を目安に低価格な受賞方法はないか?

といった要望にも応えてくれる場合も少なくありません。

ただし、次のような条件の付く場合があります。

受賞ロゴ内に雑誌名や雑誌ロゴを直接入れることができない

賞を提供するのは、雑誌編集部ではありません。一方で、例えばLPやSNSほかで2次利用をする際に、雑誌名を添えたい、という広告主が大半です。その場合は、受賞ロゴの下や上などに掲載先の雑誌名や発行号をテキストで添える格好が好ましいです。

その際は誇大表現に注意しながら、あくまで掲載があった事実として「雑誌○○ □□年□月□日掲載」という感じが良いでしょう。ただし、何らかの理由で出版社が確認した際に、利用先や総合的な雰囲気がふさわしくないと判断された場合は、出版社から指摘を受ける場合もあります。こうした点も気に含み置きながら検討するのがベターです。

試用品の送付や現地調査に協力する必要がある

以前、広告代理店の作る受賞ロゴにはヤラセが多く、実際はきちんとした調査もせず、1位やNo.1を獲得していた事例がニュースになりました。そんなこともあり、近年ではどの出版社も1位やNo.1の受賞ロゴのついた出稿は、非常に規制が厳しいです。

一方、その他の受賞ロゴで人気なのは、5つ星、認定、サステナブル、今月の○○などの受賞ロゴで、規制も少ない雑誌が多いようです。(2025年現在)

ただし、広告代理店の提供する受賞ロゴはもちろん、掲載先の出版社も適切な受賞かどうか? は重要です。そのため、どういったルールや条件で受賞したのかを求められるケースや、原稿内に経緯の記載を求められるケースが少なくありません。

もし試用品の提供も求められず現地調査もない。つまり、調査の実態がないのに受賞できるロゴというのは、社会的にリスクが高いということです。

広告主からすると、手軽に受賞ロゴが使えるのは魅力かもしれません。しかしながら、あまりに手軽に受賞ロゴが手に入る場合は、注意した方が良いかもしれません。

まとめ

今回の記事では、大きく雑誌の受賞ロゴには、

・出版社の公式広告メニュー

・広告代理店の作る広告メニュー

があることがお分かりいただけたはずです。それぞれ有利な部分や条件が違うので、広告予算やマーケティング戦略に沿って検討されると良いでしょう。

その際、やはりキモとなるのは、受賞しただけではなく、受賞した実績を、いつ、どんな場面で、どんな他のメディアで2次利用するか? という点です。逆に、受賞ロゴを使いたい時期や場面を決めてから受賞するタイミングから逆算して出稿を検討するのもアリです。

受賞ロゴの取り扱いや雑誌の選び方は、多岐に渡ります。急ぎ決めないといけない場合もあるかもしれませんが、多くの場合は、広告代理店に申込み後、受賞できたとしても半年先くらいになることも少なくありません。もし「いつか受賞ロゴの広告メニューも検討してみたい」という場合は、早め早めに下調べから始めると良いでしょう。